タルキール竜記伝&運命再編ドラフト(一回目:青黒濫用)
これから細々とドラフトの記録を付けてみようと思います。 ドラフト中に記録とる余裕は無いので、終わってから記憶を頼りに書いています。
今回は、タルキール竜記伝&運命再編ドラフトの初めてのドラフトです。
フォーマット
- タルキール竜記伝 x 2, 運命再編 x 1 ドラフト
- 1試合50分, 2本先取
- 総当たり
- 時間切れは引き分け(両者0.5勝扱い)
- 参加者:7人
使用デッキ
青黒濫用。
ジェスカイの賢者, 宮殿の使い魔
などを
シディシの信者, 苦痛の公使, グルマグの溺れさせるもの, 禿鷹エイヴン
で濫用してカードアドバンテージをとって物量で勝ちます。
2パック目の早い順目で「無情な死牙」が取れて、その時点で濫用が2枚あったのでコンセプト確定させました。
メインデッキ
クリーチャー : 16
1 : グドゥルの闇潜み 1 : シディシの信者 2 : ジェスカイの賢者 1 : 層雲の踊り手 1 : 宮殿の使い魔 1 : 苦痛の公使 2 : グルマグの溺れさせるもの 1 : オジュタイの介入者 1 : 霧炎の達人 1 : 禿鷹エイヴン 1 : エイヴンの偵察員 1 : 無情な死牙 1 : 有毒ドラゴン 1 : シブシグの泥浚い
- スペル : 8
1 : 否認 1 : 究極の価格 1 : 忌呪の発動 1 : 体躯の縮小 1 : 荒野での交渉 1 : 実在への書き込み 1 : 影の手の内 1 : 再帰の儀式
- 土地
9 : 島 7 : 沼
青の優秀な中堅クリーチャーをとれたことと、濫用というアーキタイプの人気が低いのでカードが集めやすい感じがしました。 (その代わり、自分が取ったカードよりもカードパワーの高いものを流すことになりましたが。。)
土地は17枚にした方が良かったかも。
戦績
3勝3敗の4位でした。
優勝 青白、2位 白黒、3位 赤黒。
タッチ色を考慮しない場合の色毎の使用人数は以下のとおり
白:3 青:2 黒:4 赤:3 緑:2
今回は黒に人気が集まっていたようで、一方で青と緑は比較的空いている色でした。
デッキの使用感
ドローソースが多く、除去やファッティに向かってデッキを掘り進む能力が高いので、 長期戦に持ち込んでしまえば濫用によるアドバンテージで有利に立ちまわれました。 思ったよりもちゃんと濫用使ってデッキが回っていてびっくりしたくらい。
2マナ圏に3体の「死んだら1ドロー」な生物が入っているので、それらが初手にあった時は比較的安心してキープすることができました。 ただ、2マナ生物は4ターン目で濫用されたいので、場を薄くなりすぎないように、3マナ生物があと1枚多くあっても良いと思いました。 具体的には、忠信な従者、微風の写字官、シルムガルの呪文喰いなど。 (今回のデッキでは良い生物がいなかったので相手の後続を断つために 荒野での交渉 入れました。)
濫用クリーチャーでは予想以上に グルマグの溺れさせるもの が強かったです。 2/4 というサイズは、4ターン目にパワー4が出てくることはほとんど無く、2/2 が鼓舞されても大丈夫という点で頼りになります。 また、濫用した場合に手札に加えなかったカードは墓地に置かれるので、探査と相性が良いです。 試合では、「シブシグの泥浚い を手札に加えて次のターンに探査でコスト払いつつ着地してドラゴンを回収」などの動きができました。
戦闘員が少ないためドローの質を高める必要もあり、このアーキタイプではかなり重要な位置を占めるクリーチャーだと思います。 他のデッキで使い道が無いので比較的遅い順目でも手に入る◎
- 宮殿の使い魔は、中盤以降に出してもあまり仕事しなかったので、他に出すものがなければ素出ししても良いかも。
- 禿鷹エイヴンはサイズがこころもとないのと グルマグの溺れさせるもの と同じ4マナという理由で、3マナ圏がしっかり取れた場合以外は抜くことも考えた方がよさそう。序盤にダメージを蓄積しやすいデッキなのでライフルーズも痛い。一応単体性能としては優秀。
コントロール気質のデッキなため、やはりテンポがかなり重要で、難しい選択を迫られることが多かったです。 相手が序盤からクリーチャーを並べて攻め立てるようなデッキで、それがちゃんと回った場合には、 うまく除去やバウンスを合わせられないとすぐに壊滅してしまいました。 序盤を崩されると対処が難しくなるので、手札を使う順番や効率よくマナを使い切る ということを意識しつつ除去や打ち消しを構えるのは体力を使います。。(たくさんプレミしました)
濫用に関わるところの枚数バランスは
- 濫用される2マナ生物:3枚
- 濫用を持つ生物:5枚
- 3ターン目までに出せる生物:9(変異、予示込み)
というバランスでした
今回は 無情な死牙 が取れたので濫用を頑張って集めてみましたが、枚数的に濫用持ちは5枚がMAXっぽい感じ。それ以上あると展開の邪魔になりそう。 濫用は基本的にはアドバンテージ源なので、強いカードが手に入ったらそっち使えば良い。2マナ生物は単品でも運用はできるし。
特定の役割のカードが多すぎるとか少なすぎるとか感じることはなかったです。
全体的にクリーチャーの質は御察しなので、ちゃんと除去がとれないと厳しいです。
取りたかったけど取れなかったもの
スゥルタイノの使者 シルムガルの解体者
このあたりがあるとよりデッキが締まる感じがします。 特に、濫用で場が薄くなりがちなこのデッキでは、スゥルタイの使者は点数高かったです。 濫用でアドバンテージを取りつつ 2/2 が残せるのは、ジェスカイの賢者の1ドローよりも偉いと思います。
運命再編には、ジェスカイの賢者、スゥルタイの使者と2マナ圏の重要パーツがあるので、 1,2パック目でしっかりファッテイと除去をしっかりとっておきたいです。
- ただれたゴブリン、チフスねずみ も取れたら入れたい。ただし、タフネス1は死に安い環境な感じがするので、無理して取るほどでは無い気がします。
- グルマグのアンコウも中盤の盤面を有利に進めるための戦力として取れたら入れたかった。
- マラング川をうろつくもの は何度も濫用できるしフィニッシャーになれるので見たら即取りたいがそもそも居なかった模様。
まとめ:青黒濫用をやる時の覚書
- 濫用クリーチャーは多くても5枚
- グルマグの溺れさせるもの は意外と重要
- 3パック目で優秀な濫用先の2マナ生物を取るために、2パック目までにフィニッシャーを用意しておこう。
- ちゃんと除去がとれてないと厳しい
- 今回は居なかったのですが、圧倒でごりごり殴るデッキと当たるとファッティをさばき切れなくて押し潰されそう。
- メインデッキ以外のカードを確認してみたら緑が結構入っていた。スゥルタイカラーも視野に入れていたみたいだけど、運命再編のカードリストを確認したら楔三色にもっていく理由はあまりなかったので、赤や白の除去とってタッチした方が良かったと反省。
- 濫用はプレイしていて楽しい!ドローできる機会は多いので射幸心を煽られたい方は是非どうぞ