好きなことを、好きなだけ。

MTG, ゲーム, 漫画など、好きなことをつれづれなるままに。1記事15分で書く。

喰零-零-

二年前くらいにmixi日記に書いたものを引っ張ってきてみました。
これ書いた後に漫画読んだのですが、全然テイスト違うんですね。
漫画はアニメよりコミカルで作画もぷよぷよフィーバー絵みたいな感じでした。

以下コピペ



良い鬱アニメでした。
特殊部隊が悪霊と戦うグロの多い暗めの作品。現代版陰陽師
曲はOP、ED、挿入歌とどれも良曲。
作画は12話通して綺麗でした。メカ&クリーチャーデザインは良く言えば世界観にマッチして現実的、悪く言えば平凡な感じ。
声優は主人公・神楽が茅原実里、最終話の最後の数秒だけ白石稔。あ、双子が両方若本規夫にはフイタwwwその三人以外は一人も知らなかったw


本編(漫画)以前の話。多分。
主人公の神楽が姉として慕っていた黄泉を殺め、退魔師として生きることを決意する挫折と旅立ちの物語。また、神楽の望み(自由意思)が退魔師の業(伝統主義)に敗北する物語。

物語中盤までは退魔師の家系の伝統や義務が“幸せな日常”への障害として否定的に描かれている。神楽と黄泉がその障害に打ち勝って“幸せな日常”を手にする物語かと思いきや、黄泉は次期当主の座に固執する冥との戦いで重症を負い社会的に死ぬことで(退魔師の掟を破って)殺生石の力に溺れてしまい、結果、神楽に“全て(伝統や義務)を背負って生きる”という選択をさせてしまう。黄泉は神楽に殺され、神楽の“黄泉と幸せな日常を生きる”という願いは永久に成就されなくなる。

神楽が退魔師の勤めに対して積極的な描写は最後まで無く、どうみてもバッドエンド。漫画はきっと-零-を払拭し、ハッピーエンドに向かうのだろう。今度Book-Offで揃えよう。